今回は、当医院でマウスピース矯正を開始された方の症例をご紹介します。
患者様は30代後半の男性の方です。
コンサルタント職で、人前に立つことも多いとのことでした。
「右下の前歯のねじれが気になる」ことから矯正治療に興味を持っていました。
検査の結果、マウスピース矯正での適用症例であったため、シミュレーションを作成しました。
16ステージ、約16週間で治療が完了するというシミュレーションになりました。
治療開始時
ディスキングをした直後のお写真です。
(ディスキングとは歯と歯の間を削って歯を動かすためのスペースを作る処置です)
これから実際にマウスピースをして矯正が開始となります。
マウスピースを装着した直後は、かなり違和感があったそうです。
また、歯を押さえられるような痛みも感じたそうです。
しかし、これらは特に問題はありません。
数日中に慣れることがほとんどで、慣れてしまうと違和感や痛みを感じることはありません。
この患者さんも、数日したら違和感は消えたようです。
マウスピースの交換時
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを定期的に交換することで、理想の歯並びに近づけて行く治療です。
この患者さんは1週間に一度のペースでマウスピースを交換しています。
一日のマウスピース着用時間は20時間以上が推奨されています。
基本的には食事中以外は着用しているイメージになります。
この患者さんも食事中以外はマウスピースを装着し、水分は水を中心とし、マウスピースを外す時間をなるべく少なくされていました。
間食やジュースやコーヒーなどを飲む機会が減っため、ダイエットにも繋がったようです。
マウスピースの交換時には、少し痛みが出たそうです。
しかし、この痛みも一日経てばほとんど気にならなくなったそうです。
9ステージ経過時
現在9ステージまで経過しています。
もともと、そこまで歯並びが悪くは無かったのですが、写真向かって左下の真ん中から1番目と2番目の歯が前に出てきてバランスが良くなっています。
今後も経過を追っていきますが、最初のシミュレーション通り動かなくなった場合は、再度印象(型取り)をおこない、再度シミュレーションを作成し、マウスピースも作り直すことになるでしょう。
残りは5週ですので、治療完了時にはまた紹介させていただきます。
矯正相談にお越しください
大山歯科では矯正相談を実施しています。
マウスピース矯正に興味があるという方は、ぜひお気軽にご相談ください。