はじめに
「マウスピース矯正を始めてみたいけど、専門用語が多くてよくわからない」「歯医者で説明を受けても、聞いたことのない言葉ばかり…」という方は多いのではないでしょうか?
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と異なり、デジタル技術や専用用語が多く使われる治療法です。大山歯科では、初めての方にも安心して治療を受けていただけるよう、矯正前に知っておくべき基本用語を丁寧にご説明しています。
この記事では、マウスピース矯正を始める前に知っておくと役立つ用語を、歯科医の立場からわかりやすく解説します。
マウスピース矯正とは?
透明な装置で歯を動かす矯正方法
マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製の装置(アライナー)を用いて、歯を少しずつ動かしていく矯正治療です。従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、痛みが少ないことが特徴です。
治療の流れでよく出てくる基本用語
スキャン(口腔内スキャン)
歯型を採るための工程。従来のような粘土状の印象材ではなく、口腔内スキャナーで歯を3Dデータとして読み取ります。青砥の大山歯科では、最新のデジタルスキャナーを導入しており、より正確で快適な型取りが可能です。
H3:アライナー(Aligner)
マウスピース矯正で使用する透明の装置。1枚あたり0.25mmほど歯を動かすように設計されており、1〜2週間ごとに新しいものに交換します。
アタッチメント(Attachment)
歯の表面につける小さな突起状のレジン(樹脂)。マウスピースの力を効率よく伝えるために必要な補助装置で、透明に近い色なので目立ちません。
IPR(歯間削合)
歯と歯の間をわずかに削って隙間をつくる処置。歯を抜かずにスペースを確保するために行われることがあり、見た目や噛み合わせに影響を与えない範囲で行われます。
シミュレーション
矯正治療を始める前に、歯の動きを3Dで確認できるデジタル計画。治療のゴールや期間を事前に可視化することができます。青砥の大山歯科では、患者さまと一緒にシミュレーションを見ながら説明を行っています。
治療中によく出てくる専門用語
ステージ(Stage)
マウスピース矯正では、歯を段階的に動かすために複数のアライナーを使用します。その1枚ごとの段階を「ステージ」と呼びます。
リファインメント(Refinement)
治療の途中や終了時に、歯の動きが予定通りでない場合に行う再調整。追加のアライナーを作製して、理想的な仕上がりを目指します。
チューイー(Chewie)
マウスピースをしっかりフィットさせるために噛むゴム製の補助アイテム。しっかり咬むことで、装置が浮かずに歯に密着します。
治療終了後・保定期間に関する用語
リテーナー(Retainer)
矯正終了後、歯が元の位置に戻らないように固定するための装置。マウスピース型・固定型などがあり、歯並びを安定させる重要な役割を持ちます。
後戻り(Relapse)
矯正治療後に歯が少しずつ元の位置に戻ってしまう現象。リテーナーを適切に使用しないと起こりやすくなります。
保定期間(Retention Period)
矯正後の歯並びを安定させるための期間。一般的には1〜2年程度必要で、マウスピース矯正でも欠かせないプロセスです。
大山歯科でのサポート体制
- 初回カウンセリング時に専門用語をわかりやすく解説。
- 治療の各段階で、写真・シミュレーションを用いた丁寧な説明を実施。
- 青砥駅から徒歩数分、アクセス良好で継続通院も安心。
まとめ
マウスピース矯正を始める前に基本用語を理解しておくことで、治療中の不安や疑問を減らすことができます。大山歯科では、患者さまが納得したうえで安心して治療を始められるよう、わかりやすい説明とサポートを徹底しています。


