はじめに
「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらが自分に合っているの?」──近年、矯正治療を検討する多くの方がこの疑問を抱いています。特に20代〜60代の男女の間で、透明で目立ちにくいマウスピース矯正に注目が集まっています。
今回は両者の違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリット、自分に合った選び方について詳しく解説します。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の基本的な仕組み
マウスピース矯正とは
- 透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす矯正方法。
- 1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、段階的に歯を移動させます。
- 取り外し可能で、見た目にも自然。
ワイヤー矯正とは
- 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をつけ、そこにワイヤーを通して力をかける矯正方法。
- 金属製のワイヤーやブラケットを使用することが多く、歯の動きが強力で、複雑な症例にも対応可能。
共通点
- どちらも歯を少しずつ動かして理想的な歯並び・噛み合わせを目指す点は共通。
- 定期的な歯科医院でのチェックが欠かせません。
マウスピース矯正のメリット
目立たない・自然な見た目
- 透明なため、装着していてもほとんど気づかれません。
- 接客業や営業職の方にも人気です。
取り外し可能で衛生的
- 食事や歯磨きの際に外せるため、虫歯や歯周病のリスクが少ない。
- 清潔な状態を保ちやすいのも大きな特徴です。
痛みが少ない
- 段階的に弱い力で歯を動かすため、ワイヤー矯正より痛みが軽減されることが多い。
通院回数が少ない
- デジタルシミュレーションに基づいて進行するため、3〜4ヶ月に一度の通院で済むこともあります。
マウスピース矯正のデメリット
装着時間を守らないと効果が出ない
- 1日20時間以上の装着が必要。
- 装着時間が短いと治療が予定通り進まないことがあります。
複雑な症例には不向きなことも
- 重度の歯列不正や骨格性の問題がある場合、ワイヤー矯正の方が適している場合があります。
紛失・破損のリスク
- 取り外しができるため、外食時などに紛失してしまうことがあります。
ワイヤー矯正のメリット
幅広い症例に対応可能
- 回転している歯や重度の叢生(デコボコの歯並び)など、難しい症例にも対応可能。
- 歯の動きを細かくコントロールできる。
治療効果が確実
- 歯に固定しているため、患者の装着時間に左右されずに安定した力を加えられます。
治療の進行が可視化しやすい
- 歯科医師が直接調整するため、治療の進捗を細かく把握できる。
ワイヤー矯正のデメリット
見た目が気になる
- 金属製の装置が目立つため、見た目を気にする方には不向きです。
食事・清掃が大変
- 食べ物が詰まりやすく、歯磨きがしづらい。
- むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
痛みや違和感が強い
- ワイヤー交換直後は歯や頬の内側に痛みを感じることが多いです。
どちらが自分に向いている?選び方のポイント
マウスピース矯正が向いている人
- 目立たない治療を希望する方
- 自分で装着管理ができる方
- 軽度〜中等度の歯列不正の方
- 清潔に保ちたい方
ワイヤー矯正が向いている人
- 複雑な歯並びを治したい方
- 自分で装置の管理が難しい方
- 多少の見た目よりも確実な治療結果を優先する方
歯科医師との相談が重要
マウスピース矯正とワイヤー矯正には、それぞれの得意分野があります。青砥の大山歯科では、3Dスキャナーによるシミュレーションを用いて、患者さまに最適な治療法を提案しています。
まとめ
マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらも優れた矯正方法ですが、ライフスタイルや目的によって最適な選択肢は異なります。大山歯科では、インビザライン・シュアスマイル・エンジェルアライナーなど複数のシステムを導入し、患者さま一人ひとりに最適なプランをご提案しています。
まずはお気軽に無料カウンセリングへお越しください。歯並びや治療期間、費用について丁寧にご説明いたします。


