はじめに
「マウスピース矯正を始めたいけど、もし矯正中に虫歯や歯周病になったらどうなるの?」そんな不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、マウスピース矯正中に虫歯や歯周病になった場合の対応について詳しく解説します。
マウスピース矯正中に虫歯や歯周病になるリスクは?
なぜ矯正中は虫歯や歯周病になりやすいのか
【原因の一例】
- マウスピースを装着している時間が長く、唾液の流れが抑えられる
- 食後すぐに装着すると汚れが残りやすい
- 歯と歯の間に歯垢が溜まりやすくなる
【リスクが高まる理由】
- 矯正装置により清掃性が下がる
- 自覚症状が少ないまま進行しやすい
特にマウスピース矯正は見た目も目立たず、日常生活に支障が出にくいのがメリットですが、逆に”トラブルに気づきにくい”という側面もあります。
虫歯・歯周病が見つかったらどうする?【青砥の歯科医院での対応】
基本方針:矯正と並行して治療が可能です
✅ 虫歯の場合
- 初期虫歯:経過観察 or 小さな充填処置
- 中〜重度虫歯:マウスピース矯正を一時中断し、虫歯治療を優先
- 神経治療(根管治療)が必要な場合は治療終了後に矯正再開
✅ 歯周病の場合
- 軽度:スケーリング(歯石除去)で対応し、矯正継続可
- 中度以上:歯周基本治療を優先し、進行度により矯正を一時中断
- 重度:矯正前に歯周病治療が完了していることが望ましい
当院での実際の流れ
- 定期的な検診・クリーニングを実施
- 虫歯・歯周病の早期発見
- 必要に応じて矯正スケジュールを一部調整
- 可能な限り並行治療を行い、治療中断を最小限に
マウスピース矯正中の虫歯・歯周病を予防するために
毎日のセルフケアが重要!
【ポイント】
- 毎食後の丁寧な歯磨き
- フロス・歯間ブラシの活用
- 洗口剤での仕上げ
- マウスピースのこまめな洗浄(中性洗剤や専用洗浄剤)
歯科医院でのプロケアも忘れずに
✅ 当院のサポート体制(青砥エリア)
- マウスピース矯正と並行して、衛生士による定期的なメンテナンス
- お口の状態に応じたブラッシング指導
- 必要に応じたフッ素塗布やPMTC
矯正中に治療を中断しないためのポイント
マウスピース矯正を始める前に
- 矯正開始前にすべての虫歯・歯周病をチェック
- 必要な治療を事前に終わらせておく
治療中は定期検診を欠かさない
- 2ヶ月に1回は歯科医院でチェックを受ける
- トラブルの早期発見・早期対応がカギ
異変を感じたらすぐ相談
- マウスピース装着時に違和感・痛みがある
- 出血や腫れがある
- マウスピースが合わない・浮いている
→すぐに歯科医院を受診しましょう!
まとめ
マウスピース矯正中に虫歯や歯周病になるリスクはゼロではありませんが、
- 適切なセルフケア
- 歯科医院での定期チェック
- トラブル時の早期対応
を徹底すれば、矯正治療と並行してしっかりケアが可能です。
大山歯科医院では矯正相談を無料で実施しています。まずはお気軽にご予約ください。
